
家計見直し中の我が家
というのも、夫が定年退職後に再雇用となり、給料がガクッと下がったからです。
「え、こんなに下がるの…?」
(予想はしてたけど、手取り額をみるとショックでした)
収入が減ったのだから、なんとか支出を減らして家計を安定させたい。 そんな中、特に気になっていたのが、毎月の生命保険料。
月額3万円の生命保険料は、なかなかの重荷です。
思い切って解約しようと保険会社に電話したものの、
「契約者であるご主人からでないと手続きできません」
とのことで、そのまま保留に。
そんな矢先に、夫が突然の椎間板ヘルニア

ある日、夫が突然動けなくなり、そのまま入院・手術・3か月の休職へ。
「え、今…?」
「よりによって保険見直し中の今…?」
と、心の中でツッコミが止まりませんでした。
収入が減っている中での休職は、家計にとってなかなかのインパクト。
しかし、ここで思わぬ“逆転劇”が起きます。
給料が下がったおかげで、高額療養費の自己負担も下がった
そう、まさかの“棚からぼた餅”ならぬ
“給与ダウンから自己負担ダウン”という展開です。
高額療養費制度は、所得区分によって自己負担の上限が変わります。
つまり、収入が下がったことで、医療費の自己負担も下がったのです。
高額療養費制度の自己負担限度額(70歳未満)
| 被保険者の所得区分 | 自己負担限度額 |
| 年収約1,160万円~ 健保:標報83万円以上 | 252,600円+(医療費-842,000円)×1%[多数該当:140,100円] |
| 年収約770~約1,160万円 健保:標報53万~79万円 | 167,400円+(医療費-558,000円)×1% [多数該当:93,000円] |
| 年収約370~約770万円 健保:標報28万~50万円 | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% [多数該当:44,400円] |
| ~年収約370万円 健保:標報26万円以下 | 57,600円 [多数該当:44,400円] |
| 住民税非課税者 | 35,400円 [多数該当:24,600円] |
正直喜んでいいのやら、ちょっと泣きたいような。とはいえ、自己負担額が下がったのは嬉しい誤算です。 ただ、入院時の食事代、個室の差額ベッド代(夫は個室じゃなかったので、差額ベッド代はなし)は対象外なので、自己負担額にプラスしてお金が必要なので、生命保険の給付金はとてもありがたかったです。
休職中も休業手当のおかげで家計が崩壊することはありませんでした。
保険を解約しなくてよかった…でも、公的保障の強さも実感
もしあの時、勢いで保険を解約していたらと思うとゾッとしますが、
同時に、公的保障がここまでしっかり支えてくれるのかと驚きました。特に夫は同じ月に、2回椎間板ヘルニアの手術を受けたので、2回目の手術代は支払いがない状態でした。(術後2日で再発するという3%以下のまさかの症例だそうです(T^T)) 生命保険の給付金はちゃんと2回分の手術給付金がおりました。
片付けで“持ち物を把握する”ことの大切さを感じていた矢先、
お金の世界でも同じことが起きたわけです。
- 何を持っているか
- どんな保障があるか
- どこにお金があるか
これらを把握していたおかげで、
突然の出来事にもパニックにならずに済みました。
片付けとお金の棚卸しは、人生の安心をつくる作業だった
片付けで物が減ると気持ちが軽くなり、
お金の棚卸で数字が見えると不安が軽くなる。
どちらも「見えないストレス」を減らす作業なんだと、
今回の出来事でしみじみ感じました。
そして何より、
“人生はいつ何が起きるかわからない”
ということを、これ以上ないタイミングで教えられました。
もし今、家計や保険に不安があるなら、
まずは“棚卸し”から始めてみてください。
片付けと同じで、把握するだけで安心感が生まれます。
整理収納アドバイザー 寺岡麻帆

