転んで右足首を三果骨折しました。入院中や手術のこと。リハビリについてなど。社会復帰までを綴りたいと思います。
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手術当日
昨夜の夜9時以降、絶食になりました。昨日は、麻酔医から全身麻酔について説明を受け、署名をしました。夫と娘にもし私に何かあったらと、預貯金とあらゆるパスワードの一覧表の場所を再度伝えました。
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朝から浣腸をされ、手術着に着替え、点滴をされて手術を待ちます。
時間になり、車椅子で手術室に移動です。
テレビドラマで見るような、扉の向こうに手術台が見え、執刀医の先生と主治医の先生、麻酔医の先生に、看護師さんが数人。
車椅子のまま手術台の近くまで行き、名前を聞かれ、支えられながら自分で手術台に寝ます。
麻酔医の先生が、「今から麻酔を始めます。鼻に匂い、人によっては味がしたらすぐに意識なくなりますよ」と言って点滴に麻酔を入れて数秒後、鼻に匂いが感じたと思ったら、本当に意識がなくなっていました。
麻酔が切れた後の痛みと寒さ
右足のあまりの痛さに目が覚めると、手術室からベッドに乗せられローカを移動中でした。視界の端に夫の姿が見え、夫が何か声をかけてくれているのですが、寒さで身体中が震え、歯がガタガタなり、何も言葉が出ません。
そのまま、ナースセンターの真横にある観察室まで運ばれ、ここで一晩過ごします。
看護師さんがすぐに、電気毛布を被せてくれ、「痛い、寒い、痛い。」としか言えない私に、「手術中は裸だから寒いよね。すぐに暖かくなるから。そしたら今度は熱出て熱くなるからね。坐薬の痛み止めを入れるから、もう少し我慢してね」と言ってくれました。
朦朧とする頭で、裸だったの?そういえば下着がオムツに代わっている。下着はどこにいったの?ベットの横にあるサイドテーブルの上にビニール袋に入れられ置かれていました。(//∇//) どうすることも出来ず、ただ無になるしかない私です。
点滴が落ちるのを見ながら、何時だろうと思っていると、5時の時報が聞こえてきました。
手術が終わって、まだそんなに時間はたってないはず。手術は1時間30分位で終わるって言ってたけど、後ほど夫に聞いたら、3時間かかったそう。予定より長くかかって心配したと言われました。
熱と痛みと重たさと
看護師さんが言ったとおり、寒さが落ち着くと、熱がでました。うとうとと寝るのですが、おでこや首に汗をかき寝苦しくて目が覚めます。周りのガヤガヤした音で夕飯の時間(6時)だと分かりました。先程から1時間しかたってません。
手術した足の上下にアイスノンが乗せられています。冷たさが痛いのか、重たさが痛いのか。痛み止めがあまり効かず、最低4時間、出来れば6時間間隔を空けないと痛み止めを使ってもらえず、つらかったです。その晩は、坐薬1回、点滴に1回の合計2回の痛み止めで、ほとんど寝れず長い長い夜を過ごしたのです。
また、お恥ずかしい話ですが、おむつだと尿がなかなか出ないのです。でも出さないと管を入れないといけないと看護師さんに言われ、頭の中でおむつにしていいんだよ。シーシー出てこいとまるで子どものトイレトレーニングのように何度も何度も励ましてやっと出しました。足の痛みもそうですが、精神的に痛かった_:(´ཀ`」 ∠):
ようやく朝になり、麦茶を50cc飲ませてもらいました。のどの渇きに一気に飲み、33時間ぶりにやっと水分を摂取できました。
術後の朝ごはん
8時になり待望の朝ご飯です。
術後のご飯は、お粥を想像していましたが、いつもと一緒のパン食でした。足の痛みはあるものの、お腹が空いておりめちゃくちゃ美味しかったです。
やっと身体を起こせたので、今のうちにビニール袋に入れられた下着を慌てて隠したのでした。
朝食後10時になって、やっと自分の部屋にベットごと運ばれ戻ってきました。個室なので、部屋にトイレも洗面台もあります。
でも点滴が外れるまで、ベットから動けずおむつ生活が続くのです。洗面所もベットから距離があり、洗顔も歯磨きも諦めました。
そういえば、入院の問診で、遠慮して言えない性格ですか?という質問がありました。隣にいた夫が私が答えるより前に「そんな事ない」と看護師に言ったのをびっくりして聞いていました。私めっちゃ遠慮しいなのに、夫はそんな風に思ってたのかとちょっぴり悲しくなる妻なのでした。まぁ、夫には遠慮なんてまったくない妻だから仕方ないですね!
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整理収納アドバイザー 寺岡麻帆