2024年6月8日に、転んで右足首を三果骨折しました。手術や入院中のこと、リハビリのことなど、社会復帰まで綴りたいと思います。
骨折の経緯はこちら↓
車椅子ってかなりスペースが必要
手術で骨折が固定されると、ある程度足を動かしてもよくなり、松葉杖で移動できるようになりました。もちろん、右足を床につけることは絶対禁止です。
車椅子での移動は小回りがきかず、部屋の車椅子用トイレでは、車椅子の向きを変えるスペースがなく、いつもバックでトイレから出ていました。
街にある多目的トイレの広さに驚いていたけど、あの広さは絶対に必要と身をもって実感しました。
病室もベット周りを車椅子で動けるスペースがなくロッカーも使えませんでした。看護師さんに頼んで、ベットの位置を少し移動してもらえば、通ることが出来たのですが、遠慮しいの私は言えなかったのです。こんな事で遠慮してどうするんだって思うけど、まぁロッカー使えない事ぐらい別にいいかなぁって開き直ってしまいました。
50代、若いと絶賛され、照れる
人生初の松葉杖に四苦八苦していたけど、慣れると歩けるように。リハビリでローカを歩いていると、看護師や入院患者さんに「若い人はあっという間につかえるね。」と何人にも言われるように。「50代なんで若くないですよ。」と答えると「ここでは、今現在最年少よ!」
私の入院した病院は、高齢者が多く(整形外科あるあるだそう)、片足で立ち上がったり、身体を起こしたりするだけで、めちゃくちゃ若いと言われ、すごいと褒められます。
足首を骨折したことによって、仕事にも行けず、自分一人で何も出来なくて、迷惑ばかりかけてと落ち込んでいたけど、出来ることがたくさんあるって教えてもらいました。
リハビリも若いから、松葉杖での階段も練習しましょうと4階から1階の往復をし、中々にスパルタだったのです。
毎日、PT(理学療法士)さんに、ギブスから覗く、足指やすねの周りのマッサージを受けます。包帯をちょっとずらして、超音波(骨のくっつきを促進するらしい)をあててもらいます。1時間みっちり足をマッサージされ、リハビリってものすごく痛いと思っていたので拍子抜けでした。
術後の痛みも日にち薬で4〜5日で治り、ギブスが外れたら簡単に歩けて退院出来るじゃないかとかなりお気楽に考えていました。
お気付きでしょうが、痛みの伴うリハビリは、ギブスシーネが取れてからだったのです。
ギブスシーネが取れるまでの極楽リハビリ
- 超音波
- 足のマッサージ
- 松葉杖でのローカ4往復
- 松葉杖での階段1階から4階1往復
お風呂禁止のお助けグッズ
抜糸するまでの16日間お風呂が禁止でした。週2回洗髪と身体は拭いてもらえるが、やはりちょっと(//∇//)
これはかなり、おすすめです。トイレに流せるのが良い仕事してくれました(*^_^*)
夫に感謝 妻はいなくとも家は回る
病院が面会にかなり厳しく
- 面会時間 13:30〜17:00
- 家族のみ2名まで
- 面会時間は15分
- 食べ物の持ち込み禁止
- マスク、消毒必須
院内に売店は無く、飲み物の自販機のみ。
1階の受付で荷物の持込を確認され、個室であっても、15分の時間がきたら看護師さんに帰りを促されます。
面会時間以外は病室には入れず、受付で洗濯などの荷物を受渡しするようになっていました。コロナ時は、一切面会禁止だったことを思えば、有り難いことです。
土日に必ず面会に来てくれ、洗濯し着替えを用意してくれる夫に感謝です。
家のことは何一つしなかった夫。娘に洗濯機と炊飯器の使い方を教わり、なんとか使えるように。毎日のお弁当は、会社の仕出給食にし、朝晩のご飯は、米だけ炊いておかずだけスーパーの惣菜を買って食べているらしい。
娘はこの春から一人暮らしで家を出ており、大学4回生の息子は就職が決まり、海外への一人旅に出かけ、夫は1人で暮らし、ゴミ出しや町内会なんかもこなしてくれている。
突然の入院なんてしたくなかったけど、これも怪我の功名って言うのかしら。
続きはこちら↓
整理収納アドバイザー 寺岡麻帆