2024年6月8日(土) ハイキング中に転んで右足首を三果骨折しました。入院中の出来事やリハビリの事、社会復帰まで綴りたいと思います。
骨折の経緯はこちら↓
傷口とのご対面
手術から2日目の朝、24時間点滴がはずれ、車椅子でトイレに行けるようになりました。おむつからの卒業です。(*^^*)
足の痛みも、痛み止めのロキソニン錠を昼と夜中に飲むと丁度いい具合になりました。
傷の消毒のため、包帯とギブスシーネが取られます。あきらかに左足と肌の色が違いパンパンに腫れています。
傷口に当てられた血の滲んだガーゼを外され、いよいよ傷口とご対面です。ドキドキ。
先生は「傷口綺麗だね」と言いながら、ピンセットに挟んだ消毒綿でポンポンと消毒していきます。傷口を見ようとベットから起き上がろうとするのですが、右足を少し上げた状態では腹筋のない私は、頭だけを持ち上げるのが精一杯でちゃんと見る間もなく、あっという間に包帯が巻かれ元の状態になっていました。
先生の説明によると、外くるぶしの方は、プレート1枚に8本のネジで、内くるぶしはボルト4本で固定され、踵の方は、そのままギブスシーネで固定されている状態だそうです。踵の方の骨は薄くて割れやすいらしく、ボルトで止めるより、温存治療になったそうです。
傷口が両くるぶしにあり、素足にサンダルもパンストにヒールもちょっと無理かなぁと思うのでした。
術後初めて、PT(理学療法士)さんから、ギブスシーネから出ている、右足の指のマッサージを受け指を曲げたり伸ばしたりしました。指までパンパンに腫れているので、なかなか曲げ伸ばしが出来ないのですが、気が付いたらなるべく指を曲げ伸ばししてねと言われたので、1人、グー、パーと言いながら指を動かしました。
人生初の松葉杖
PTさんに促され、松葉杖に挑戦です。私の身長に合わせて松葉杖の高さを調整してくれます。両脇にぐっと松葉杖を挟み込んで、体重をかけて左足で歩きます。骨折した右足は、絶対に地面につけてはダメなので、片足のケンケン状態です。想像では簡単に出来そうだったのに、ふらついて、松葉杖が脇から外れそうになります。PTさんが、支えてくれるので倒れずにすみましたが、手術した足で倒れたらと思うと怖かったです。
慣れない松葉杖で、病院のローカをPTさんに、後から見守ってもらいながら、端から端まで2往復しました。入院してから寝てばかりだったので、久しぶりの運動に大汗をかきました。右足は、血液が下にいったせいか、ジンジンします。
本日のリハビリはこれにて終了です。
松葉杖を支えていた両脇と両手のひらが少し痛かったけど、その日の晩は、心地良い疲れでぐっすり眠れました。と言っても、夜中の巡回で目覚めるんですが。目覚めた時、よく寝たーと思って携帯を見たら、0時前でびっくりしたんですけどね。
入院した病院は、火曜日と金曜日がお風呂の日です。私は、二週間後に抜糸するまでお風呂は禁止です。頭だけ洗ってくれました。洗髪用の洗面台に車椅子に乗ったまま頭をうつ伏せにして洗ってもらいます。美容院の仰向けで洗うのを想像していたので、うつ伏せは結構しんどかったです。
それでも頭を洗ってもらって、気分は上々なのでした。
身体もタオルで拭いてもらい、右足の膝裏を見ると真っ黒 Σ(゚д゚lll)
なんじゃこら?触るとちょっと痛い。まったく気づかなかった。
看護師さんに聞くと、「手術の時、足を固定したり、足に血がいかないようにするから、その時の跡だと思う。」
歳とると、気づかないうちにアザや青タンができていて、びっくりする事ありますよね。
お見せ出来ませんが、右足太腿にも、ぐるりとアザが。そこは、手術中血圧計が巻かれていたらしい。
私の心も皮膚も繊細なんですよと夫に言いたい。
お助けグッズ
S字フック
自分の手の届く範囲しか動けなかった私。ベットの柵にS字フックで必要なモノを収納していました。家から持ってきてもらったんですが、便利でとても役立ちました。
部屋には、ロッカーもテレビ台を兼ねた収納棚があるんですが、手が届かないので使えないんですよね。
夕ご飯後、抗生剤の点滴をしました。手術の時に点滴用の針を腕に入れていたんですが、いよいよ私の血管がダメになったようで、点滴が落ちなくなりました。
明日で朝晩の点滴は終わりだそうで、今入っている点滴用の針は抜いて、新たに針を刺すようです。私の血管が細いらしく、何人もの看護師さんが、血液検査や点滴のつど針を刺したり抜いたり、苦労されていました。
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整理収納アドバイザー 寺岡麻帆