社会人の娘が、この春から一人暮らしを始めました。「お母さん、収納は任せたから!お母さん収納のプロだけど、家族価格で無料でお願い!」そんな事を言って笑う娘に、やれやれと思いながらも、期待に答えてやろうじゃないかと、ワクワクする私なのです。
採寸は1ミリ単位まで正解に
何もないがらんとした空間に、必要なモノが必要な分だけ、きちんと収まるように、あらゆる角度から採寸します。
キッチンの扉の金具の位置や配管の位置。1ミリでも違うと、収納が出来なくなります。面倒がらず、きちんと採寸し、図面に書き込みます。
家事や片付けが超苦手な娘は、一人暮らしには贅沢な、自動製氷機付冷蔵庫や自動調理器、食洗機を必需品としていたので、それら家電が収まり、なおかつ、使いやすく、綺麗が続くキッチン収納、なかなかハードルが高いのです。
ニトリのキッチンボード
娘にとって、必需品の家電を納められる、カップボードを探していたところ、ニトリのカップボードが自由に組合せが出来、大型のオーブンレンジもしっかり置け、まさにこれだ!と購入しました。
もちろん、娘が気に入ったのが一番の理由ですが、これ程細かく組合せが出来るニトリの商品に脱帽です。
キッチンのゴミ箱収納
忘れちゃいけない、ゴミ箱問題。
最初から、ゴミ箱を置けるよう、キッチンボードの下が空間のものを選びました。そこに入れるゴミ箱は、KEYUKAのarrotsダストボックスLを2個並べました。似たようなゴミ箱が、ニトリでも売られていたのですが、中を見ると底に大きな凹凸があり、掃除が大変かもと躊躇してしまいました。お値段は安くてグッドなんですが。
横の隙間には、無印良品のファイルボックスにキャスターを付けて、買い置きの水2ℓのペットボトルが置けるようにしました。キャスターが付いてるから、重い水も簡単に引き出せます。
ゴミ箱の上の空間がもったいなくて、ダイソーで突っ張り棒を買ってきて棚を作りました。
ダイソーでプチDIY
突っ張り棒の棚が、なんとなく垢抜けせず、ダイソーで、リメイクシートとプラダンを購入して、プチDIYをする事に。
突っ張り棚にかぶせるように、プラダンを加工し、リメイクシートを貼っておめかし。
プラダンは、ハサミやカッターでかんたんに切れて、加工しやすく、水にも強く、汚れても水拭きが出来るので、我が家でも大活躍しています。
突っ張り棚より、グレードが上がった気がしませんか?
棚には、軽いけど置き場に困る、お盆とゴミ袋を収納しました。
さぁ、暮らしの始まりです
家事、片付け嫌いの娘が、少しでも快適に暮らせるように、収納を整えました。
炊飯器の下の収納は、お米が入っています。ゴミ箱の上の引き出しには、カトラリーやお弁当グッズ、毎日飲む紅茶など。引き出し一つ開けるだけで、パッと見て分かる、すぐ取り出せて、元に戻せる。
少しでも、家事の負担が減らせて、家に帰るのが楽しくなるように願って。
次回は、キッチンシンク周りの収納を紹介したいと思います
整理収納アドバイザー 寺岡麻帆