娘が、この春から一人暮らしを始めました。家事が苦手で片付け嫌いな娘が、少しでも楽に生活が送れるように、取り出しやすく、片付けやすいキッチンを目指します。
コンロ下収納
奥にガス管がありますが、しっかりした空間が確保できます。ガスコンロの下なので、火に関係するフライパン等を使いやすいように収納します。高さがある空間なので、上下に棚を設置して区切って収納する事にしました。
ここでも大活躍なのが、ニトリ
シンク下の収納は、洗面所用を採用しましたが、奥行きも高さも十分あるコンロ下には、ニトリ シンク下伸縮ラック(イータ 奥行40cm)を採用しました。
洗面所用より、しっかりした造りになっていて、3段に空間を分ける事が出来ます。棚板も追加で購入出来るので、隙間なく棚を設置出来ます。
フライパンは、ティファールでセットを購入しました。高価ですが、取っ手がとれるので、収納しやすく、食洗機にも入るし、オーブンにも入ります。それらを重ねず取り出せるように、一つずつ収納しました。
片付け苦手娘には、一目見て取り出せ、元に戻せるような収納が必要なのです。
下段はかがまないと取り出せないので、普段全く使わないオーブンレンジ用のオーブン皿を収納しました。娘が欲しがったオーブンレンジは、PanasonicのBistroでした。普段良く使用するグリル皿1枚以外にオーブン皿2枚も付いてきます。お菓子作りになど全く興味のない娘にはオーブン皿は無用の長物なのです。よく使用するグリル皿は、シンク下に収納しています。
料理苦手は、使ったモノしか使えない⁉︎
料理が苦手な娘は、茶碗蒸しが大好物。私が家でよく作るのですが、昔は蒸し器で作っていたのが、PanasonicのBistroを購入してから、レンジで簡単に作れるようになりました。料理が苦手なのに、茶碗蒸しだけは、作りたいと意気込む娘に作りかたを教えるのですが、蒸し器では無理で、やはりBistroじゃないと娘には上手に出来ません。残念ながら、料理が苦手だから、習った同じ道具で同じ調味料で同じ分量じゃないと作れないのです。
おかげで、一人暮らしなのにPanasonicのBistroが必要だったのです。そもそも、そんなに茶碗蒸し作るのか?って言いたいが、実家では何にもしなかった娘が、一人暮らしをきっかけに料理を作ろうと頑張っているので、まぁ親バカですが、娘へのエールを込めて、家電だけは親がお金を出しました。
料理苦手は、最低限の調味料で
コンロ横の引き出しには、調理中に使う調味料を収納しました。砂糖、塩、顆粒出汁、コンソメ、味噌汁に入れる乾燥ワカメ。これらは、ニトリ 洗えるレバーキャニスターに収納しました。砂糖などは、買ってきたままの袋ごと仕舞っています。袋から出して仕舞うと、詰め替えの度に容器を洗ったりするのが、面倒だからです。その横には、酒、みりん、オリーブオイル。
醤油や出汁醤油、出汁つゆなどは冷蔵庫収納です。(開封後は要冷蔵と記入のある調味料)
料理が苦手なので、基本の調味料で大丈夫。それ以上あっても使いこなせません。割高ですが、量も少なめを選んでます。
調理道具もひと目で分かるように
一つの引き出しですが、深さがあったので、上下2段に分けて、上段には使用頻度の高いキッチンバサミ、お玉、トングを収納しました。この収納ケースは、100均で売ってるイノマタ化学 キッチントレーワイドとスリムを使用しています。
コンロ横の小さな引き出し収納
ここには、調理中に使いやすいように、小分けにした、砂糖と塩胡椒、振りかけて使いやすい小麦粉などを収納しています。
私はお菓子作りなどで小麦粉はよく使うので1キロ入りを買いますが、娘にとって、小麦粉は、ムニエルやパン粉をつけるつなぎ程度しか使いません。日清クッキングフラワー150gは丁度いい量なんです。
調味料は、無理に詰め替えない
見栄えを良くするには、調味料類を同じ容器に移し替えるほうがいいのですが、詰め替える手間が面倒で、綺麗を維持出来ない場合があります。私も娘も大雑把な性格なので、細かいことは苦手なのです。なんなら、メーカーさんが工夫して使いやすいようにしてくれている調味料の入れ物たち。カラフルだったり、大きさがメーカーごとにバラバラですが、そのまま使うほうが私には使いやすいのです。
使う人が使いやすいように。
整理収納アドバイザー 寺岡麻帆